朝を制する者は、1日を制する
そう思っているのですが、みなさんはいかがですか?
今回のエントリは、池田千恵さんが書かれた『「朝1時間」ですべてが変わる モーニングルーティン』を読んでの備忘録です。
読むのがおすすめなのはこんな方です。
- 人生変えたいひと
- 朝活のスタイルに迷っているひと
- タスクの優先順位の決め方に迷っているひと
朝の時間術についての本はたーーーくさんありますが、本書においては「何時でもよいので、朝起きてからの1時間を使う」ところがポイントです。
無理に4時や5時に起きなくてもOK!
本書を読んで、私も朝時間の使い方にずいぶん変化がありましたし、1日がスムーズに進んでいる実感がありました。
朝の時間を大事にしたいと考えている方はぜひー。
「朝1時間」ですべてが変わる モーニングルーティン
朝起きてからの1時間を使って、「大事なことに集中していくには?」を教えてくれるのが本書です。
しっかり成果の出る努力を行い大事なことに集中した結果、人生を変えていける。
人生より良くしていきたい!
これは誰もが望んでいることだと思います。
こうした朝にやろう!系のものは、「根性で早起きしよう!」を想像する方も多いと思いますが、本書では何時でも構わないから「起きてからの1時間を使おう」のスタンスです。
早起きが苦手でも、お仕事を始める前の1時間で構わない。
著者の池田さんも朝8~9時をモーニングルーティンの時間にされているそうなので、自分の生活スタイルに合わせて取り入れたらいいよ~というのはありがたいですね。
タスク管理は「種まきから刈り取り」で考える
著者の池田さんは、『朝イチ業務改革コンサルタント』と名乗られており、フリーランスやワーママ、起業家を例に挙げる形で進んでいきます。基本はビジネスをしている方に向けた内容です。
そのなかでも、タスク管理の章が参考になりました。
重要性にフォーカスしつつ、優先順位つけてしっかり毎日タスクを終わらせていこうというのを、「種まきから刈り取り」と表現されており、ここが自分的にはしっくりきました。
重要性と緊急性に振り回されがちな人生だけれど、しっかりタスクを仕分けていく。
それがクライアントからいただいた業務(ぜんぶ最重要に見える)であっても、罪悪感を持たずに、ロボット的に決めていくのです。
朝30分かけて、頭の中のタスクを全部描き出しをして、下記の4つに振り分けます。
- 種まき
- 刈り取り
- 間引き
- 塩漬け
種まきが最重要・最優先、そこからレベルが下がっていく流れ。
書き出したタスクに対して、それぞれの重要度・優先度で決めた色のマーカーを引いていき、視覚的にも分かりやすして実行していきます。
ここで実践してみると、「種まき」のタスクが意外と少ないことに気づきました。
1日のタスクを洗いざらい出し切ることで、俯瞰した上でタスクを仕分けていくため、客観性を持てて非常によいな、と。
タスク出しだけではなく、仕分けるがポイントな気がする
タスク出しこそしている方は多いと思いますが、そこを仕分けていくことがポイントで、判断する癖・スピードも上がってくる。この能力ってフリーランスには重要だよなと再認識しましたね。
どんな未来を描いていきたいのか?を意識できた
フリーランスとしてはいただいた目の前の業務を行いながらも、「自分はどんな未来を目指しているのか?」という目標は常に意識していきたいと考えています。
本書も「すべてが変わる」をタイトルにある通り、紹介されているモーニングルーティンを実践すると
- 短期目線(1日のタスク)
- 長期目線(なりたい未来)
どちらの意味でもセンターピンをしっかり外さずに進んでいけるのではないか、と感じた次第。
わたしは書き出して物事を把握するほうが相性がいいため、A4用紙に「タスクを書き出し → 重要・優先度で仕分け」を始業前に行うことで、1日がスムーズに進んでいる実感がありました。
終わったタスクに打消し線を入れていくのも楽しいので、これからも続けていきたい習慣ですね。
まとめ
わたしはオンラインサロンで朝活をしているので、もともと朝時間の使い方に興味があり読みました。
読む前はどんなゴリゴリした内容なのだろう!とワクワクドキドキでしたが、「無理なく続けていける」内容でしたし、改めて継続こそ力だと感じた次第です。
まとめますと、
- 起きてからの1時間を使う
- タスクを重要度と優先度によって仕分ける
- 本当に集中すべきところに注力できるようになる
こんな感じです。
自分ひとりのリソースも、時間も有限。
しっかり集中すべきところに注力していきたいので、このルーティンは続けていきたいと思います!
気になった方はぜひ読んでみてください~。
ちなみに池田さんの次作も気になってます
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